金沢大学 先進総合外科

患者さんへ

手術について_甲状腺の病気の手術

甲状腺がんの手術

甲状腺がんを完全に治すことができるのは手術治療だけです。
甲状腺がんの手術では、甲状腺がんの種類(乳頭癌、濾胞癌など)や腫瘍の大きさ、リンパ節の転移の範囲などによって、甲状腺を切除する範囲を決定して、甲状腺周囲のリンパ節も摘出します。

甲状腺がんの手術の種類

甲状腺葉切除術 甲状腺の右側または左側3分の2の範囲を切除します。
甲状腺全摘術 甲状腺を全て摘出します。術後に甲状腺ホルモン剤の補充が必要になります。

手術の痕は、首の付け根辺りの襟状切開したもの(片葉切除で5cm、全摘で7-8cm)となります。

手術の流れ

手術時間など

手術の時間は、甲状腺片葉切除で約1.5時間、甲状腺全摘術で約2時間かかります。
リンパ節郭清は、片側で20分程度、両側で40分程度になります。

手術後について
  • 1.術後管理

    手術後には出血などを吸引するための3mmほどの細いチューブが入った状態になり、術後2~3日で抜くことができます。

  • 2.退院は約5~7日で

    手術翌日からは、歩行や食事が通常通り可能となり、術後5日〜7日程度で退院となります。術後約1週間程度で、切除した甲状腺とリンパ節の病理結果が判明します。
    病理結果によって、追加の治療(TSH抑制療法、内照射治療など)が必要になることがあります。